「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
スペース カウボーイ(2000/米) |
大傑作。『ガントレット』のバスのように、あるいは『マディソン郡の橋』のテール・ランプのように、ここではソ連の人工衛星がまるで「生き物」のように描かれる。傑出した映画作家はあらゆるモノを人間のごとく演出することができるのだ。 [review] (3819695) | [投票(4)] | |
[ネタバレ?(Y3:N2)] ファースト・カットの空の美しさだけでも見る価値あり。走行する自動車と曲芸飛行をする飛行機を一つのフレームに収めたカットも忘れられない。そして何より驚いたのは、【トミー・リー・ジョーンズ】が癌を告白するシーンだ。こんな繋ぎは世界映画史上初めてではないか、と思えてくる。 [review] (ゑぎ) | [投票(6)] | |
懐古主義ではありませんが、長いこと映画をみていると、このキャスティングで泣かされます。宇宙服に写る地球が素敵でしたね。 (chokobo) | [投票(2)] | |
アルドリッヂを思い出させる秀作。ストーリーがいつも一緒だと言われようがそんなことは関係ない。場所は西部であろうが宇宙であろうがベトナムであろうがロスであろうが、そんなことは関係ない。 (動物園のクマ) | [投票(1)] | |
私には夢想癖はないが、時には映画に夢を求めることがある。その夢に映画が見事に応えてくれたときは心底嬉しくなってしまう。ああ、やっぱり映画っていいな。 (ナム太郎) | [投票(4)] | |
夢をかなえるというよりは、鬱陶しいほどの未練の末にやっとたどり着いたこの世の果てで、自分達も脳天気に加担した冷戦の悔いの塊を見るという皮肉。ロシアの衛星がひと時の熱愛の末、産み捨てられた赤子のようで不憫。 (ぽんしゅう) | [投票(6)] | |
期待を裏切る感動作でした。ラストの感動には自分でもびっくりしました。 人生の重みを感じるよい作品でした。 (ぱんな) | [投票] | |
「ライト・スタッフ」「華麗なるヒコーキ野郎」とこの作品で冒険飛行ロマン活劇三部作が完成。安易な涙に走らないかっこよさ。クールでホットな命知らず。しびれます。 (AKINDO) | [投票] | |
男達の夢は年をとっても根強く、それが現実味を持つと10歳ぐらいは若返る。男ってそういう単純な生き物なんだ。 (RED DANCER) | [投票(1)] | |
最後のシーンに字幕をつけるのなら→ [review] (ボイス母) | [投票(11)] | |
年老いた体を笑いに持ってきた最近のイーストウッドに叶う人間はもう誰もいない。現存する監督の中でNO.1である事を改めて確信。 (青木富夫) | [投票] | |
前半の『特攻大作戦』なノリが実に愉しい。それ故宇宙に上がってから老人共の軽口が減って寂しいのである。4人の職が皆「空」と関係あること(牧師は神を天に仰ぐ)、見上げるカットが多いことなど主題の統一性は保たれているのだが。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
『肉弾』みたいなオチでいいのか? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] | |
お話自体は、日本のテレビ局資本の映画みたいな安っぽい印象で、後年の厳粛なイーストウッド映画を知ってしまうとやや鼻白んでしまうが、”Fly me to the moon”を持ってくるあたりやはり米国らしい粋も感じる。 [review] (緑雨) | [投票(2)] | |
頑張る爺ちゃん的コンセプトは相当に黴臭いが、イーストウッドは当然に自虐とは無縁で頑固&助兵衛路線を貫徹する。ただ、今回は良いとこをトミー・リーに全て譲った感があり泣かせる。VFXがドラマと親和しないのは『ファイヤーフォックス』並み。 (けにろん) | [投票(1)] | |
緻密さよりも勢い。理屈よりもハート。この人は人生に媚びることを知らない。 (kiona) | [投票(4)] |