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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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欲望(1966/英)************

★4抽象的にしてクール。パンフォーカス撮影によるぴしっとした視界の下で生起する不明瞭この上ない事象群。主人公も我々も決して真相を掴むことが出来ない。このアイロニーが本作のテーマであるが、説話の進行に一部の隙もなく、緊張感が全編に漲っている。 (ジェリー)[投票]
★5導入から謎の連続で凄く気に入った。レッドグレーブも若く美しく最高。人生って不可思議と形とポーズの毎日。さらりと言ってのけちゃった意味深映画。芸術映画風を愛するファンにはこたえられない作品でした。 (セント)[投票]
★3愛の不毛というキャッチコピーに悪い意味で監督自身が乗ってしまって、ただ中身の無いそれこそ、不毛な映画を作ってしまっているように思えたが。 (ALPACA)[投票]
★4主人公が撮る写真のように、一見無造作に撮っているように思わせて、実は非常に厳密な演出が施されている。そこが魅力。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
★4写真の片隅に何かが写っているというモチーフがサスペンスの常套から逸脱し不条理に浸食され始める。深遠な何かを呈示しているとも思えぬが、それが夢か現かの白日の陽光と非現実的な美しいカラーのもとで起こる語り口の冴え。 (けにろん)[投票(1)]