★4 | 稲垣浩ほどの巨匠が、どうしてこの時期に白黒なんだ。原節子をカラーで観たかったのに…。 (Yasu) | [投票] |
★4 | 森繁が尊大な黒澤っぽいシーンもいくつかあるのだが、なぜか涙が溢れて困ってしまうシーンが多くある。特に夏木陽介が弟子入りさせて欲しいと言い出し、座り込みをするシーン前後が泣ける。また家屋のセットと見せ方がいい。美術は中古智。カメラは稲垣浩らしい危うい高低感がある。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | ユーモアに品があり、大らかでありながらどこか威厳さえ漂っている。同じ菊島脚本でも黒澤明では、こんなに軽妙かつ人間臭い庶民性を持った人情話には仕上がらなかっただろう。戦前からの活動屋である娯楽職人稲垣浩ならではの大衆性の賜物だろう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 実はこのおっさん、ヤブ医者なんじゃないか?と思わせる匙加減がいい。
原節子ってお嬢さん役ばかりかと思いきや、博徒の姐さんもいけそうだね。
(TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 青は藍より出でて藍より青し。(05・12・26) [review] (山本美容室) | [投票] |
★3 | 昔の偉人伝みたいな話は辛気臭くてどうでもいいようなものだが、演出は闊達で愉しい。専門バカの森繁の造形は社長シリーズに近く、孤塁を守る悲哀と威張り過ぎの嫌いがないまぜになったもの。 [review] (寒山拾得) | [投票] |