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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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十二人の怒れる男(1957/米)************

★5この映画を流れる時間が深く濃く感じられる最大のポイントは、蒸し暑さの描写にある。疲れ切った男たちの顔のしわ、脇の下の汗のしみ、額を拭うハンカチ。討論のもつ本質的な酷烈性と不完全性・欺瞞性を活写しながらも、一方でその討論を通じて誠実であろうとする人間への信頼を強烈に示した傑作 (ジェリー)[投票(5)]
★5多数意見や権力から流された一方通行の考えを鵜呑みにするのではなく物事を多面的に見て冷静に判断しなければアフガンを違法行為で爆撃していても許され正義とされ世の中住みにくくなっていくという事をこの作品から高度に十分に読みとり認識しなければいけない。 (ジャイアント白田)[投票(6)]
★2ボリス・カウフマンの撮影だけでは映画足り得ないことを痛感させられる。 [review] (ゑぎ)[投票]
★5アメリカの良識を示しながら、人の心理にわしづかみに入った映画です。これ以降、この心理描写のドキュメンタリズムは、はかり知れないぐらい影響を与え続けている。 (セント)[投票]
★5映画って俳句みたいなところがあって、季語とか使われるでしょ。この映画の限定された環境、季節、密室の汗など見事に情景描写ができていて面白い。 (chokobo)[投票(2)]
★4多勢に無勢を覆していく過程。この類は好き。ただ、もっとはっきりした論拠の決定打が欲しかった。限られた空間と時間の中だからしょうがないけど。 (pinkblue)[投票]
★5アメリカの司法制度こそ問題があるかもしれないけど、アメリカの陪審員制と、正義を求める感情は、すべてではないけど、とても尊いものだと思いますが。この映画が、 [review] (ALPACA)[投票(2)]
★2映画であることが許せないですが、ボリス・カウフマンの撮った濡れた路面のすばらしさには感動しました。 (動物園のクマ)[投票]
★4「朝まで生テレビ」的な状況を映画として成立させているのは、驚くほど自然な長回しのテクニック。客観的な視点が必要以上の感情移入を抑止する。そのカメラワークのトリックは導入部とエンディングの露骨なまでのカメラ=視線にある。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
★5最初から最後まで息つく暇なく引き込まれていく。 (ぱんな)[投票]
★4ぅおのれ〜、筒井康隆めぇ。お陰で素直に観られなかったじゃないか! [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★5リメイクの作品を先に見ていたがやはりオリジナルの方が迫力がある。 (RED DANCER)[投票(1)]
★4ジャム・セッション。 (町田)[投票(4)]
★4「どっちの評決ショー」って感じ。裁判員制度施行前に是非見ておきたい逸品 (TOMIMORI)[投票]
★4オセロ・ゲームの鮮やかなどんでん返しの妙が味わえる。主人公にアジテータの才を感じるのは私だけではあるまい。 (G31)[投票]
★2なんて蒸し暑い映画なんだ!(05・5・28) [review] (山本美容室)[投票]
★4工夫を凝らしたカメラ・アングル、劇中の時間の一致。正義云々よりも描き方のウマさに一票。 [review] (くたー)[投票(11)]
★4たった一つの部屋だけが舞台の映画。なのにこれほど面白いものを作れるとは。傑作。 (赤い戦車)[投票]
★5なんてサスペンスフル。白熱の論戦の向こうに見えるのは人間性。今でもあまり変わらん。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4十二人のキャラクターの描き分けが見事。誰に感情移入し、誰に嫌悪感を抱くかによって性格診断とかできそう。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4現実社会は強固な意見を持つリー・J・コッブ型の少数と大多数の付和雷同型人間で構成されている。良識の象徴フォンダに生活背景が皆無なのは偶像であるからだ。しかし、皮肉にもそれが映画的興奮を喚起する。飛出ナイフの件は何度見てもしびれる。 (けにろん)[投票(2)]
★4往年のお見事映画。演出にも脚本にもテーゼにも何一つ文句は無くて、キャラの書き込みも演者も過不足ないんだけれども、現場検証の未熟と弁護士のいい加減さが陪審員を探偵に仕立てるのはファンタスティックだし、そもそもテーゼを破綻させない規模の事件をチョイスしたなあ、との後出し所感も。。 (kiona)[投票]
★5映画ってこれだけ短く作れるものなんですよね。 (kenichi)[投票]