★3 | 悪くはないが、もっと単純な筋にして対決シーンを際立たせるか、逆に『スティング』ばりにヒネって策謀渦巻くスリラーにするか、どちらかにした方が良かったのでは。[新橋文化劇場] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | ロバート・デュバルが素晴らしい。彼の身体に染みついたかのような、熟練したカウボーイの雰囲気と落ち着いた演技によって、いっそうケビン・コスナーのチンピラぶりが際立って、その対比と二人の渋い信頼関係が非常に好ましいものに思えた。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★4 | 簡潔な台詞の取り交わされる、やはり簡潔なエピソードの、その淡々とした積み重ね。これが思いの外心地よい。最初の銃声のインパクト、幾つかの種類の異なるガラス越しのシーン、決闘の前の二人のとぼけたやりとり、人と弾丸が三次元的に交錯する、良くシュミレートされたラストバウト、と見所も多い。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★4 | 仰角構図で切り取られた空がフォードを想起させる前半。あくまでに「決闘」へ向けたシンプルな作劇。限りなき嘗ての西部劇へのオマージュの一方、人の「殺戮本能」を問う視点が『許されざる者』以降を示現する。ならば戦争後遺症的言い訳は不要であった。 (けにろん) | [投票(1)] |