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「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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エレニの旅(2004/ギリシャ=仏=伊)************

★5ギリシャ危機はこの映画のせいかもしれない。(2012/03/15 新文芸坐) [review] (chokobo)[投票]
★4これでもきっとかなりの省略がされているのだろう。エレニというひとりの女性に託されたギリシャという国の物語は、3時間弱程度の時間では到底描き得ない。[ユーロスペース2] [review] (Yasu)[投票(1)]
★3前半は映画史的にみても出色の出来(とはいえ、アンゲロプロスなんだからあたりまえ)。後半の催涙爆弾の大盤振る舞いはどうかと思う。奇跡的なショットの数々が、重々しくはあっても、あまりにも!なストーリーのために無駄になっていて残念。これが本気なのかテオ? (alexandre)[投票]
★1「エレーニー、エレニー。えれえにぃ、えれにぃ」大名行列が通り過ぎるのをひれ伏して待つ路傍の農民のような心境。 (G31)[投票]
★5最初の2ショットで巨大な流転のクロニクルを語ろうとする圧倒的気概に呑まれる。自我に立脚した生き方を訴求するエレニを、しかしギリシャ近代史は容赦なく苛むわけだが、その個人史への歴史の侵食は豊穣なエピソード群により形骸から免れる。到達点だろう。 (けにろん)[投票(2)]
★44.5。私も自分の好みから言えばこのアンゲロプロスが一番だ。幾度となく反復される水、衣装や翻るシーツ或いは煙として繰り返される白、ワルツと楽隊、そして何度も画面を横切る機関車。何らかの運動としてギリシャ史を呼び起こす<記憶>のイメージが画面内に盛り込まれていく。理由や意味を描くことなく、映画を展開していくその手腕に見入るが、やっぱり終盤で象徴性を前面に出して画面の快楽を損なってしまう。惜しい。 (赤い戦車)[投票(1)]
★3「水」が隔たりの象徴として反復される演出も含めて、美しさの反面、どこか空々しい。主体性が希薄なエレニは、多用されるロングショットの風景の一部としてしか存在し得ず、祖国の悲劇の為の泣き女という、抽象的な象徴の域を出ていない。 [review] (煽尼采)[投票(3)]