★2 | 形ばかりの不幸を、型どおりに描く。意味がないとは言わないが、趣味が悪いと思う。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★2 | いろいろ突っ込みどころがあるけれど、特にラストは [review] (アリ探し) | [投票] |
★4 | いずこに居を構えても先天的に田舎者である私にとって「東京」という語が喚起するのはもっぱら「コンクリート・ジャングル」「眠らない街」「東京砂漠」「TOKIO」的な風景なのだけれども、それを裏切る渓谷のロケーションがまずよいし、「二人が流れ着いた地も結局は東京」というのもまた象徴的だ。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 『砂の器』よろしく付加された「道行き」が受難と贖罪に纏わる怨恨パワーの凝結を示現して宗教的荘厳にまで至るかの見せ場なのだが、それでも、そこを敢えて描かない原作の志が高く見えてしまう。とは言え、全篇、画面に漲る弩級の充実は本当に素晴らしい。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 女にとって男は忘れ去りたい存在でありながら、男が抱え込んだ悔悟の苦痛は絶対に忘れさせたくないという矛盾。死んで詫びることが男にとって救いになってしまうことを、男もまた知っている。負の磁場が生む幸福になろうとなど思っていない男と女の無限スパイラル。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |