コメンテータ
ランキング
HELP

「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

のらくら(1921/米) チャップリンの殺人狂時代(1947/米) 伯爵夫人(1967/英) 巴里の女性(1923/米) 街の灯(1931/米) ニューヨークの王様(1957/英) サーカス(1928/米) ライムライト(1952/米) 担え銃(1918/米) チャップリンのカルメン(1915/米) 犬の生活(1918/米) 一日の行楽(1919/米) チャップリンの 独裁者(1940/米) チャップリンの給料日(1922/米) 偽牧師(1923/米) チャップリンの移民(1917/米) サニー・サイド(1919/米) チャップリンの 黄金狂時代(1925/米) モダン・タイムス(1936/米) キッド(1921/米)が好きな人ファンを表示する

桜並木の満開の下に(2012/日)************

★4画面の肌触りに惚れ惚れする。とりわけ光量を極端に絞った工場シーンの撮影がすばらしい。終盤、臼田あさ美(単車乗り!)が町を発とうとする三浦貴大の手を取ってからの「帰れない二人」の感覚こそが状況設定以上に成瀬だ。この三浦は加山雄三よりも根暗で不気味だが、それだけ切実さが強く迫る。傑作。 (3819695)[投票]
★4工場の再生≒人の再生へと収斂する作劇かと思いきや成瀬の『乱れ雲』へと終盤変化する。工場内の美しい照明他、浜辺での焚き火や東雲の斜光を浴びて走る臼田あさ美の姿、或いは雨に濡れ鈍く輝いた駅のホームと線路など、光の扱いは昨年の邦画でもベストだ。三浦貴大に機械の操作を習う臼田の眼差しの輝き。コート、2人乗りバイク。反復される差異に高橋洋の幻影表現。映画の作法を知っている手つきが心地よい。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]