「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
サンドラの週末(2014/ベルギー=仏=伊) |
ろくな戦略も話術も持たぬサンドラが徒手空拳で当たってはみたが世間はそんなに甘くはなかったという話に留まらず、家計への不安は家庭が瓦解する予兆へ繋がる。でも親身な人も何人かはいたという仄かな救い。苦楽の比率リアリズムは確かにこんなもんだろう。 (けにろん) | [投票(1)] | |
最初の同僚を説得する場面。庭に置かれた棚がコティヤールと同僚との間を線的に「分断」する形でこれ見よがしに配置される。扉の敷居、壁の色彩の違い、フェンス。人々の立場を視覚的に示すものとしての「分断」。だが、この「これ見よがしさ」が画面内の事物に一義性(作為)を与えてしまうように思え、私としてはあまり面白くない。 [review] (赤い戦車) | [投票] |