★4 | 久しく見ない類の真面目ホラー。恐れずに言えば(ホラーだから恐れていいのだが)、製作陣は観客に植え込んだ期待の、制御をしくじった。お久し感に★1増。
[review] (G31) | [投票(5)] |
★3 | 欧米ホラー文化の原点ともいえる「魂より肉体」へのこだわりが凝縮されている。そしてそれ以外は本当にどうでもいいんだな、というのも思いっきり伝わってきてしまう。 (はしぼそがらす) | [投票] |
★4 | 黒魔術とか魔女とかは食傷ネタだが解剖という薬味が加わると映画は新鮮さを取り戻す。一見掛け合わせ最悪にしか思えぬ配合が思わぬまろみと旨味を引き出した料理みたい。美術パートの踏ん張りで、基本CGには依存していないと思われる。そのへんも好感度大。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 美術も演者もよく端正な出来栄えながら、この監督には場外ホームランをお願いしたいのだ。ジェーン・ドウのデザインが『妖婆 死棺の呪い』を連想させ、期待しすぎてしまった面もあるのだが。 (ペンクロフ) | [投票] |
★4 | 現代ホラーにおいて、ちゃんとフィクスで撮る落ち着いた佇まいがまず貴重であり、なおかつ古典的な怪奇演出の数々が好ましい。何より、廊下の奥からこちら側に向かって”奴”がゆっくり歩いてくるショットの持続、その照明の明滅、姿が見えそうで見えない素晴らしさ。黒沢清には最早撮れなくなってしまった画があるという一点だけでも本作を支持する。 (赤い戦車) | [投票(2)] |