「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018/英=スペイン=ベルギー=仏=ポルトガル) |
妄執に囚われた爺さんがやっとこ現世に帰還できたら運命の皮肉という悲哀は、姫救出の正ロマンティシズムと噛み合い損ねる。何より時空を超える奇想譚としてギリアムの才気が恰も寝かせすぎて気の抜けたワインの如しで念願叶って良かったねが精々である。 (けにろん) | [投票(2)] | |
ギリアムならではの魔法のような素晴らしい瞬間も少なくないのだ。序盤の過去と現在の交錯なんかビンビンに冴えてる。しかしあまりにも気まぐれに脈絡なく振り回されすぎて、だんだんどうでもよくなってしまうんだ。こう書くのはまことにつらく残念なのだ… (ペンクロフ) | [投票(2)] |