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「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

のらくら(1921/米) チャップリンの殺人狂時代(1947/米) 伯爵夫人(1967/英) 巴里の女性(1923/米) 街の灯(1931/米) ニューヨークの王様(1957/英) サーカス(1928/米) ライムライト(1952/米) 担え銃(1918/米) チャップリンのカルメン(1915/米) 犬の生活(1918/米) 一日の行楽(1919/米) チャップリンの 独裁者(1940/米) チャップリンの給料日(1922/米) 偽牧師(1923/米) チャップリンの移民(1917/米) サニー・サイド(1919/米) チャップリンの 黄金狂時代(1925/米) モダン・タイムス(1936/米) キッド(1921/米)が好きな人ファンを表示する

親愛なる同志たちへ(2020/露)************

★3まるで当時の記録フィルムであるかのようだった。事なかれ主義の行きつく先が過激な武力鎮圧だったという強烈な皮肉を筆頭に、旧ソ連の悪弊を突き放したように描いた辛らつな映画だと思う。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
★5モノクロの精緻なショット分解が60年代欧州名画を彷彿とさせる一方パノラミックな民衆弾圧描写の剛腕。老齢コンチャロフスキーの言わずに死ねぬの執念が結実。民衆視線を排した体制側2人の捜索行脚はアイロニカルな視座を付与。父親の過去述懐も戦慄。 (けにろん)[投票(2)]
★4権威主義の内側に組み込まれた者は主体性なき優等生に成り下がる。そのことに気づくのに市民が払う代償の大きさ。それを目の当たりにする実直な党下級職員の失意の深さ。「大丈夫。これから良くなるから・・・」そうつぶやく彼女に微塵の悪意もないのがまた悲しい。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]