★3 | 熊井啓の時代ものっていまいち。本覚坊から利休を見ている視点は面白い。三船敏郎が利休というのはいかがなものか。同年制作勅使河原宏版の方が好き。 (chokobo) | [投票] |
★2 | 難解な割に陳腐な演出。四季折々の風景を上手く切り取った美しい映像だけが救い。[Video] (Yasu) | [投票] |
★3 | 茶の湯の世界といえば静かなものを想像する。確かに厳かに進むが、出ている人達は今にも人を斬りそうな人達ばかり。 (タモリ) | [投票(2)] |
★2 | 三船・利休は茶せんを刀のように振るんだよね。フンフン言って。 (G31) | [投票] |
★3 | 「・・・茶なんざどう飲もうが勝手だろうが!」は撮影中の三船の言。さすが世界の三船、いきなり茶道の核心にせまっている。 (はしぼそがらす) | [投票(4)] |
★4 | 本作初見の時、私は何も知らないまま☆2だった。今、「へうげもの」を読み、それを通じて利休、古田織部、織田有楽斎を知り、さらに熊井啓監督を知り、再見し☆4。本作は萬屋錦之介のベスト、ではないだろうか。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | 端正で小綺麗な世界に埋没して錆びた刀とも思える三船の配役も逆張り効果を出す前に沈殿する。戦国時代に於ける茶の道の存在意味の端さえも窺えずにひたすら推理劇めいた興味に誘引するのが逃げにも思える。加藤・上條・芦田の廉価さも痛い。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 権謀術数渦巻く武将たちの合戦紀が戦国の男たちの表舞台の物語であるならば、死の予感の静寂とともに己の矜持を冷徹に且つ激しく守り抜くこの戦いもまた、紛れなき乱世の世の男の物語である。その静かな闘いを浮き彫りにする木村威夫の撮影が秀逸。 (ぽんしゅう) | [投票] |