「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
利休(1988/日) |
勅使河原宏といえば武満徹。武満徹といえば勅使河原宏。 (chokobo) | [投票] | |
本作は劇場で観ないと意味が無い。私は遅れてしまった。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
冒頭、利休の茶室を秀吉が早朝に訪れるシーンが秀逸。はっきりと意志をもって追求された美とは、どういうものか、門外漢の私でも目が覚めるように感じられた。このシーンだけで私はこの映画のことを二度と忘れない。 (シーチキン) | [投票(1)] | |
映画界の2巨頭の対峙に歌舞伎・映画・アングラ・素人を噛ませるコラボの絶妙。溝口的伝統を現在感覚で継承する小道具・衣裳の圧倒的真実味。だが、列挙される葛藤を常に正面から捉え続ける作劇に若干の抑揚があればとも思う。山崎の秀吉は真に絶品。 (けにろん) | [投票(2)] | |
美術(西岡善信・重田重盛)と衣装(ワダエミ)を鑑賞するだけでも充分満足するのだが、あまりに三國連太郎と山崎努の役者としての質量に頼りすぎて、いささか腰の重い映画になってしまった。躍動なき2時間超えは、さすがに少ししいんどい。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |