★5 | 聖と俗に揺れ動く姿が印象的。考えても解決できない思いを日記に書き綴ったり、決断の行く末の予期せぬ事態にまた苦悩を強い遂げられたり、ぼやきながら足掻きながら、それでも無情に時は過ぎていく。限られた世界観の枠の中で蠢く司祭に感動しました。 (かっきー) | [投票] |
★3 | 登場人物の性格付けが希薄で、話の内容がつかみにくい。[Video] (Yasu) | [投票] |
★5 | あまりにも孤独で、希望もなく、今見ていたものが映画だとは信じられないほどの衝撃を受けた。主人公の悲しげな眼差しは忘れられない。 (tomcot) | [投票(2)] |
★2 | く、暗い。。。 (ひゅうちゃん) | [投票] |
★3 | たまたま司祭という職業を選んだ青年の、寂しい青春物語。全編が苦手とするナレーションの嵐だけれど、こんな状況では日記に思いをぶつけるしかないしな、と納得せざる得ない。また、だからこその思索の過程は興味深い。 (tredair) | [投票] |
★4 | ブレッソンらしからぬ、とつい口走りたくなってしまうほど「饒舌な」映画。それは何も溢れんばかりのモノローグのみを指して云っているのではない。残酷に人物に寄るトラックアップ。ディゾルヴ繋ぎ。定石を踏まえた音楽の使い方。だが、それらがこの映画の魅力でもある。後年の厳格さこそないが、これは極めて「正確な」饒舌だ。 (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 出口見えない暗渠のような世界の閉塞は日々の出来事を日記に叙述しフェードアウトで結ぶの反復リズムが緩衝する。無関心と悪意に苛まれた彼の半生は、それでも夫人の手紙が全肯定するだろう。泥濘に鞄を投げる小悪魔少女や帰還兵とのバイク相乗りなどが鮮烈。 (けにろん) | [投票(3)] |