「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
恐るべき子供たち(1949/仏) |
無意識に守るべき領域の存在を知った時から、人は誰でも臆病になる筈。嘘がばれないように嘘をつき、その嘘がまたばれないよう更に嘘を重ねる。そうやって、自分をどんどん追い込んでいく。誰かに教えられた訳ではない不思議な防衛本能が鋭く光る作品でした。 (かっきー) | [投票] | |
原作のイメージが破壊されているような。それとも、フランス人にとっての「少年」はあんなおっさんなのか。 いっそのこと「大股びらき」を映画化して欲しかった…。 (tredair) | [投票] | |
「芝居がかった」物語世界を構築するための手段とは云え、この大仰な音楽の使い方とナレーション過多はやはり好きになれない。エドゥアール・デルミットも適役か疑問だ。しかしこのアンリ・ドカエ撮影の独創性を認めないわけにはいかないし、「屏風」をはじめ空間演出にはメルヴィルの才気が窺える。 (3819695) | [投票(2)] | |
邦題「美しき子供達」でも可。こういう隠微世界を理解するのは、我々大和民族が最も得意とするところだ。 (りかちゅ) | [投票] |