★4 | 橋本忍、『幻の湖』への布石は既にここから姿を見せていた。[フィルムセンター] (Yasu) | [投票] |
★5 | 魔術的リアリズムさえもを感じさせる奇譚の後ろで鳴り響く、怒声にも似た監督自身の咆哮、もはや開き直ったかのような諦念、裏返った(でも、おおいに真面目な)ユーモア。何よりも、その気迫にヤられた。最高。 (tredair) | [投票(2)] |
★4 | 我が儘放題で傲慢かますパラノイアな主人公の描き方は『日本沈没』の田所教授に繋がる小林・橋本・森谷の最強タッグの原点だろう。際どい倫理感をハイボルテージで擦り抜け蹂躙されるマゾヒスティックな快感。森谷司郎の多分唯一の傑作。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 「狂気」「キチガイ」との評の多さに首を傾げる。どこが。なんかそういうの流行ってたのかな。 [review] (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★4 | 戦時の不穏な圧迫感と、弱者の代弁がいつしか強者への反発へと向う暴走すれすれの正木(小林桂樹)のあやうさがモノクロ・スタンダードの狭苦しい画角から吹き出すように迫ってくる。倫理と合理と使命と正義と狂気が未整理のまま提示される混沌のパワフルなこと。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |