「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
飛行士の妻(1980/仏) |
「尾行」は運動とサスペンスを一挙に成立させる映画的行為だ。ヒッチコックを父に持つ映画であることは明らかだが、その参照の仕方は多分にトリュフォーと響き合っているかもしれない。また主人公と探偵気取りの少女の会話が抜群に面白い。ただの会話を面白く撮れるか否かで演出家は一流と二流以下に分類される。 (3819695) | [投票(2)] | |
一見無頓着なようで計算された構図(冒頭洗面所でのショットにおける鏡の配置など)、自然光・間接光源を見事に扱った美しい照明。バスでリュシーと出会う際の視線演出を筆頭に、全編隠れた厳格さに痺れる。傑作。改めてロメールの映画を観るとカサヴェテスっぽくもある。 (赤い戦車) | [投票] | |
手紙は宛先さえ書けば相手に届く。そして届くのは、本当にただ紙切れ一枚程度のものでしかない事の虚しさ。 [review] (煽尼采) | [投票] |