★4 | 実は私アルバート・フィニーさんのこと結構好きなんですよね。彼のが一番怖い役柄だったのではないでしょうか?
[review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | ミラーの十字路。それは死への道標、友情と裏切りの分岐点。情はあっても情にほだされない、昨日の友は今日の敵。殴られっぱなしながらあくまでハードボイルドを気取るトム(ガブリエル・バーン)にコーエン兄弟流男の美学を感じる。
(モモ★ラッチ) | [投票(2)] |
★4 | 美術デニス・ガスナーと衣装リチャード・ホーナングの堅実な仕事によって大真面目なギャング映画のフォルムを保つ一方で、物語の推進力としてはジョン・タトゥーロのキャラクタを採用するあたりが現代的でありコーエン的なのだろう。ガブリエル・バーンとアルバート・フィニーの微妙かつ絶妙に紋切型を回避した造型もよい。 (3819695) | [投票(4)] |
★3 | 懐疑と裏切りの世界をのし上がる男にバーンが見えずフィニーも大物ギャングには見えない。ギャング映画の衣を借りて醒めた映像作りに余念がないものの俺のハートも冷めたままだった。圧倒的な見せ場が2ヶ所あるが、今一手法にも計算と信念がない。 (けにろん) | [投票] |
★4 | ギャング映画のルックスを守りつつ、その枠内にとらわれないキャラ造型、演出を挟みこんでいくコーエン兄弟の巧いこと巧いこと。どの場面もギャング映画的でありながら、同時に物凄く変。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 自信家でプライドが高く信義にあついトム(ガブリエル・バーン)の行動は常に理性的である。しかし、欲望と威信に支配された二者択一の状況は、理性という合理を捻じ曲げる。捻じ曲げた方にも、曲げられた方にも、その末に出た結果の善し悪しは結局、分らない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |