★5 | 命を削って作った映画なのに、唯一明るい色調。青空が印象的な映画でした。 [review] (chokobo) | [投票(9)] |
★4 | 親父のありったけの家族愛に触れた息子に鳥肌が立った。思わず「うっそー」と絶賛した挙句、神のご加護より、信じる思いの素晴らしさを痛感した。形のある物は壊れても、人の生きる形はそう簡単に崩れたりしない。喜びを知る心は強いという事なんですね。 (かっきー) | [投票] |
★5 | 人類の未来を我々後年の世代に託し、タルコフスキーは逝った。[シアター・イメージフォーラムBF] [review] (Yasu) | [投票] |
★5 | 最後の最後、映画を作るために亡命までしたタルコフスキーが、自らを振り返って、本当になすべきことは何かを考えた結果として出来たのが本作なのかもしれない。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 映像を伴った詩,あるいは映像化した心象風景。はじめて観たとき,こんなつくり方もあるのかと思った。でも,これで2時間半はちょっときつい…。 (ワトニイ) | [投票] |
★3 | 『ノスタルジア』と二本立てだったこともあり印象が薄い。水よりも風のイメージが強かったような…。もう一度見れば感じるものもまた違うのだろうか。 (tredair) | [投票] |
★4 | 世界の終了あるいは夢をルックの激変で云い切ってしまう野蛮かつ律儀なタルコフスキー。挑発的な空間把握はますます健在で、とりわけ最後から二番目のシーン(超ロングテイク)はアンゲロプロス×ブニュエルに面白い。タルコフスキーは本当に「水」の作家か。「揺れ(震動)」の作家として見直してみたい。 (3819695) | [投票(1)] |
★5 | 親から子へ。巨匠最期の贈り物。「贈り物するときは、いつでも無理をしているものさ」。郵便屋の台詞が強く印象に残る。 (町田) | [投票(2)] |
★2 | タルコフスキー美点のたゆたう時間軸は平準化され、ニクヴィストが捕らえる空気や火や水は平板で陳腐。ヨセフソンが問う神の在不在には借り物臭いベルイマン臭が横溢。しかも、退屈な『鏡の中にある如く』を彷彿とさせるのが尚辟易させる。 (けにろん) | [投票] |
★2 | 退屈さの極み。こんなのタルコフスキーじゃない。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 漠然とした思いや不安といった抽象の具現化ではなく、自らの周りに厳然と点在する具象をわざわざ抽象化したような作意がちらつきイメージの飛躍を妨げる。どんな犠牲を払おうとも、死んだ木に花など咲くはずもなく、そこにあるのは希望ではなくあくまでも現実。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 主人公が世界の堕落を嘆く長台詞も、美しい緑の輝きの中を吹き抜ける風と化していく。だが色調で世界の様相を描き分ける演出はあからさまに管理的。映像の雰囲気に抗して目を凝らせば、話の構図も四角四面。とはいえ画面に唐突な驚きを生じさせる腕前は確か。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |