★5 | シャーロット・ランプリング以外では成立しない芸術。(2011/6/27) [review] (chokobo) | [投票] |
★2 | 「あなたには重みがないの」。男友達に冷たいせりふを吐く彼女。男は布団の替わり? [review] (kazby) | [投票] |
★5 | 一度でも最愛の他人と暮らしてみたことがあれば、この絶望的な喪失感に共鳴することは容易だろう。けれどそこに過去や未来の回答を求めてはいけないし、ましてや自己憐憫を感じてはいけない。その微妙な突き放しこそが、考えようによっては優しくもある。 (tredair) | [投票(2)] |
★4 | 現実を黙殺し、過去を捏造し、代償を拒絶し、血縁を否定し、科学に叛逆して絶対的な主観の海を漂う一人の女。どんな他人が何をしようと彼女を悲しみから救い出すことなど出来やしないのだ。そしてその厳然たる事実だけが、傍観者たる我々を僅かに救済する。なんという皮肉。オゾンの残酷さ、優しさ、ここに極まれり。 (町田) | [投票(3)] |
★4 | 喪失の恐怖に対し無関心の虚無へ逃避したアントニオーニの対極でオゾンは主人公を事実認識に執拗に駆り立て、結果浮かび上がったのは恐るべき自己中女の実像であったという予想もしない結末。見方によっては同年公開作中『ピアニスト』と双璧。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 全てのシーンが物語を語る上で意味を成す。南仏でのOPからしてラストショットを予感させるのだ。だが俺は好きになれない。この映画は悲劇における一人の女性を描く。マリーの心情が明らかになるにつれ、彼女を直視できないのだ。 [review] (ナッシュ13) | [投票(1)] |
★4 | 非の打ちどころのない傑作だと思うんだが、自分の若さからか全てを理解できているとは言い難い。20年後にもう一度見直してみたい。 (赤い戦車) | [投票] |