「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
虎の尾を踏む男達(1945/日) |
エノケンは矢っ張り凄いが大河内伝次郎の演技にも笑ってしまった。この二人が完全に浮いている。しかしこれがスターの演技だ。森雅之や志村喬や藤田進が抑制の効いた演技をすればする程この二人のスター性が際立ってくる。オールセットの時代劇。殆どパンニング一本やりで見せきっている。黒澤は大したもんだ。 (ゑぎ) | [投票(10)] | |
勧進帳も馴染みがないのだが、にしても付加された強力エノケンも半端で伝次郎・藤田の立ち芝居を反転・撹乱するほどの役回りでもない。道化に対する黒澤の形骸的な理解は後の『乱』で露呈される。技巧の絢爛を差し込む余裕も無かったようだ。 (けにろん) | [投票] | |
ヘラヘラしながら登場するエノケンの御陰で現代でも観れる映画になっている。 (マッツァ) | [投票(1)] |