★5 | 最後がなければほぼ完璧。映画の中の映画。これをすぐさま認めたベネチアも偉かった。 [review] (tomcot) | [投票] |
★3 | 志村喬と千秋実が執拗に嘆くほど「人間の恐ろしさ」というものが描かれてるとは思えず、やたら深刻ぶった芝居が滑稽に見えてくる。撮影の素晴らしさには感嘆するが、この作品においては黒澤の真面目さが裏目に出たような気がする。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★5 | 蛇足過ぎるラストを差し引いても映画史に残る傑作。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | この暴力性は芥川の緻密なエクリチュールとは相容れないと思う。宮川一夫のカメラも溝口健二のなよやかさの中でこそ発揮されるのだ。 (_) | [投票] |
★3 | 五感を刺激してくる画面には驚かされることしきりだが、最後の方は説教臭いし説明的すぎるしどうにも白ける。★3.5 (ドド) | [投票] |
★5 | 脚本の徹頭徹尾なロジカル構成に対し、演出のパンフォーカス多用の人物配置は当意即妙で、パッションとエロスの発露に稀代の才能が2枚揃い、リリカルな瞬時の詩情をカメラは変幻に抽出する。真の天才的職人たちの奇跡のコラボレーションは最早伝説の領域。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 道徳的な「通過」儀礼の場としての門、という一点で、芥川の『羅生門』から題名と共に門の象徴性を継承した事には納得がいく。世界の廃墟のような羅生門の造形。天罰のように激しく地を叩く豪雨。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★4 | 秀作。
三船氏のおおげさな演技もみどころ。 (右側に気をつけろ) | [投票] |