「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
悪い奴ほどよく眠る(1960/日) |
こういう題材を扱うのであれば語り口にもっと冷徹さが欲しいところであるが、そんな不満が遠くの向こうへ吹っ飛ぶほどのオーヴァーアクション&臭い台詞の連続。しかし、藤原釜足が夜道にぬっと現れるシーンなどは面白いし、シュールな味わいがある。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
黒澤の映画で一番つまらなかった。ペキンパーがこの映画のことを「安物のソープオペラ」と評していたがまさにその通りだと思う。 (赤い戦車) | [投票] | |
黒澤流のポリティカルフィクションは結局大時代な復讐譚に卑小化せざるを得ず、しかも不味いことに気持ち悪いまでにセンチメンタルなのだ。最悪の結果になった。正は邪を正せず邪は互いに啖い合い自壊する。そういうピカレスク風味が決定的に欠如してる。 (けにろん) | [投票(1)] | |
悪い奴らの安眠の夜を照らす復讐者。夜=暗闇に他人を隠滅する者の安眠術。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] | |
後半からは先が読めるような展開ながら、見終わった後の満足感はさすがの感がある。それに、悪役の描き方といったらもう極上。 (マッツァ) | [投票] |