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「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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乱(1985/日)************

★3役者の演技にも、様式美にこだわった映像にも本物の風格が感じられる。にもかかわらず圧倒的に退屈。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
★4映像は美しい。中盤の落城シーンを筆頭にスケールのでかさに圧倒される。しかし往年のパワーが感じられない。 (赤い戦車)[投票]
★4武満徹、縦長のオープニング・・・(ビデオだから)。お歯黒と白子っ首。夕闇。首ちょんぱの鮮血。犇めく鎧と旗指し物。無数の矢玉と炎上する砦。道化。漠とした荒野。 ()[投票(1)]
★4まず最初に書かなければならないのは「これは原田美枝子の映画だ」ということだ。決して仲代達矢の映画ではなく原田美枝子の映画として忘れられないだろう。黒澤時代劇の中では『蜘蛛巣城』の山田五十鈴と並ぶ悪女役だ。 [review] (ゑぎ)[投票(10)]
★4大上段に構えて滅びゆく者へのレクイエムを紡ぐには駒が足りなかった。役者は悲愴ぶっても本質を表出し切れない。特に原田ピーターは無惨。三の城は箱庭のミニチュアで敗軍の兵達はTV芝居で血を吹く。全体を貫く無常感だけが圧倒的に本質を衝く。 (けにろん)[投票]
★5血糊が赤ペンキに見えようと瑕にはならない、何故なら雲の動き一つ草の色一つとっても全て黒澤の意思であるかの如き映画だから。役者の所作から衣裳、メイク、美術等悉く計算された血達磨の雛人形。無常と情念を叩きつける武満徹の楽曲が画龍に点睛する。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★4役者の演技(特にピーターは白眉)・映像美・圧倒的な存在感は認めざる負えないが、人物を分かり易くする為とはいえ衣装の色合いがちょっと気に掛かった。 (マッツァ)[投票]
★5これを映画という言葉だけで呼ぶことはできない。確固とした映画的土台の上に、他芸術の詩法を貪欲に吸収して築かれた巨大な総合芸術。クロースアップをほとんど使用しない演劇的手法に、今更ながら監督の技量の奥深さを見せつけられる。巨匠のカメラの前には、役者が表情の演技をする必要すらない。 (mal)[投票(6)]