「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
| 長屋紳士録(1947/日) |
| 飯田蝶子の圧倒的な素晴らしさ。その睨んだ顔の怖いこと。劇中、吉川満子から「あんたは土佐だもん。ブルも入っているけど」と評されるがそんな形容じゃ足りない足りない。般若と云ったほうがシックリくるくらい。また茅ヶ崎の浜辺のシーンで子供から逃げるために走る飯田蝶子も実にいい。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] | |
| 抑制された感動こそが深い味わいを残す。涙を誘うのに十分なストーリーが、押し付けがましいところなく淡々と流れ、感動を生み出している。 (buzz) | [投票(1)] | |
| 子どもを棄てに行く件が傑出してる。疲れて土手に腰掛けた飯田の後姿が東山に連結する哀感や置き去りにされ猛ダッシュで追いかけてくる子のいじらしいまでの運動性。情の移った頃に親元へ還る子の幸せを願い利己に走る世相を諌める。何だか器が違う。 (けにろん) | [投票(2)] |