★5 | ビデオ化されている貴重なクリス・マルケル作品。革新的にして追従を許さない見事な傑作。そしてマルケルの本領発揮はこの作品以降という恐ろしさ。 (tomcot) | [投票] |
★4 | どんな映像であれ我々が観た瞬間に記憶と化すのだし、意識下で細分化していけば限りなく静止画に近づく。また、どのような形で繋げられるにせよ、各カット間で断絶が生じるのは必然である。故に本作もまた「映画」の一つであることに変わりはない。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | 動画と静止画。映画の生と死。 [review] (鷂) | [投票] |
★5 | ヌーヴァル・ヴァーグの煌めく星。信じられないくらいに素晴らしい。何が映画なのか、考えなくてはいけない。 (beatak) | [投票] |
★4 | タイトルは、英語では「The Pier」とのこと。普通に訳すと「桟橋」だが、本作の内容に沿って考えると、空港展望デッキを意味するのか。冒頭とラストは、オルリ空港の展望デッキのシーンなのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 事後の壊滅描写より戦慄的なのが平時のオルリー空港で不穏な空気が充満する。時間遡行による記憶に閉ざされた想いのロマンティシズムが明らかにアラン・レネ的なのだが、この形式は最初で最後の偶発。故に1ショット静止を解かれて動く画が凡庸に見える。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 各カットは静止画だが、所謂「写真」ではない。映画的時間に置かれた静止画が、映画のショットとしてどう機能するのかを見せてくれる。SF的設定もまた、「時間」と「映像」の関係性という主題を際立たせる。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |
★3 | 印象的なカットが沢山あった。一回しか出来ないアイディアであるが短いのも粋で良い。 (マッツァ) | [投票] |
★5 | あまりの衝撃に思わず、映像科の講義で学生に見せてしまいました。しかし最近の若者たちは、『12モンキーズ』の方がよかった、そうであります。そうじゃあないと思うんだ。ぜんぜん別のものとして、どちらも素晴しい作品だと思うんだ。 (mal) | [投票(3)] |