「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
明日に処刑を…(1972/米) |
音楽に合わせた極端に早いカッティングやアクションシーンにおける独特の繋ぎ方など、自らの個性を打ち出そうと焦るあまり失敗している感アリ。ただ、自然光主体の照明やラストカットでは魅せてくれる。少なくとも90年代までのスコセッシ作品にはこういう映画の映画らしさがよく出ている場面、ショットが必ず存在した。それに比べると最近は本当にどうしてしまったのか、と首を傾げてしまう。 (赤い戦車) | [投票] | |
スコセッシの処女作も瑞々しい才気がほとばしる傑作だ。タイトルロールを演じるバーバラ・ハーシーも乗りに乗っていて、スコセッシ以上にハーシーの映画だと云っても良いぐらいなのだが、しかし要所要所で演出のこだわりが画面を、観客のテンションを引き締める。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |