「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
おとうと(1960/日) |
市川崑+宮川一夫の代表作で、宮川の「銀残し」の効果がつとに有名な映画だが、実をいうと、波や提灯のような映画の風景とは異なる繋ぎのカットは私の好みではないし、オーヴァーラップも巧くない。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
暗黒波動が渦巻く家庭でも健気な姉弟はかく生きたという視点は無い。両者は乖離し相克を見ずドラマトゥルギー無きなか崑の歪な変質趣味と宮川の強固な偏執審美のみが際だつ。甘ったれた「おとうと」にも最後まで共感できない。ジェラシーかもだが。 (けにろん) | [投票(3)] | |
淡々と母子の関係の変化を描くさまにはさすがに涙を誘われるが、継母の心根に変わらない部分があるようにも思え上手く乗れなかった。 (マッツァ) | [投票(1)] |