「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
パンドラの匣(2009/日) |
ああ、太宰だ。この文学臭漂う雰囲気、めっちゃ好き。 (赤い戦車) | [投票] | |
気障と洒脱のギリギリ境界で均衡する日本映画で希な粋。困難とも言える台詞が浮かないのはキャスティングの妙ゆえであり、川上未映子の放つ関西弁の文学臭は肝だ。リリカルだが一歩退いた視座はアーヴィング的でさえある。中盤のダレが惜しい。 (けにろん) | [投票(2)] | |
竹さん(川上未映子)の、地に足のついた貫禄と、神秘的な不安定さという相反する魅力の両立と、マア坊(仲里依紗)の、天真爛漫であるが故の扇情性。道場の面々は、年齢性格様々なれど、不確定な死を一様に抱えることによる連帯感を感じさせる。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |