「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
私が、生きる肌(2011/スペイン) |
やはりこの監督は一筋縄ではいかない。今回も予想だにしない形で観客のモラルを揺さぶってくる。最初に女優を「美しい」と考えた時点で既に術中に嵌っているのだ。ただし、本作に関しては品のない演出も多く、十分面白いが傑作とまでは言い難し。 (赤い戦車) | [投票(2)] | |
事の真相は途中で予想できるが、所詮、全てのあり得べき物語は予め、可能性として「映画」に内包されているのであり、作品の真価は、描かれる世界が、どのような感性によって「見られ=撮られ」ているか、だ。そうした心理面での深みが乏しく、まさに皮相的。 [review] (煽尼采) | [投票] |