★4 | 男も女もここまで愛に純粋にならなければいけないのか。と勝手に学んだが。そう、なる必要はなどはないのだ。ないのだけど、人はここまで純粋になれるのだ。と、未だに学び続ける日々。 [review] (ALPACA) | [投票(2)] |
★4 | 性愛に耽溺し世間と隔絶していく主人公2人のみにフォーカスし、そのいくとこまでいくという描写の力で引っ張る。女に身を捧げひたすら消耗していくかのような藤竜也が醸し出す男の色気。演じるのが彼でなければこれほどの説得力は生まれなかっただろう。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★3 | 撮影は悪くないのだが、どうも海外受けを狙った感じがちらついて良くない。阿部定事件を知らない観客が観れば確かに面白いのかもしれない。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | アナーキーな性=ジャポニズムの構図に依存せざるをえないのが、大島や今村昌平たちの世代の限界だと思う。 (_) | [投票(2)] |
★4 | 性交とは、つまり性器を交えること。何故にそれは隠蔽されねばならないか。女が男をモノにする(女にモノにされてやる男の)映画。 [review] (鷂) | [投票(2)] |
★4 | 文句無く気持良く、同時にとても切なく、時に虚しい。恋愛は常にある種の殺し合いだ。男と女の血みどろの殺し合い、精気の吸い尽くし合いを映して増村に勝っているとは思えないし、多くの画面でハードコアを日本的風景の中に置き直しただけだという印象も免れない。でも何よりも藤竜也の「ふてぶてしさ」が映画的だ。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 吉蔵の優しさってのが時代への厭世感から来る虚無に根ざしてるように見える。それに対して定は完全ニンフォマニアで吉蔵の心根に惹かれてるわけではなく只管にオチンチンが好きなだけ。心の底で噛合わない愛にはそそられないし、愛の不毛にも振れ行かない。 (けにろん) | [投票(3)] |