「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
さらば、愛の言葉よ(2014/仏) |
ゴダールが3D技術で思う存分遊びまくってみましたという映画。それ自体は確かにまったく味わったことがない映像体験で、新鮮な驚きはある。が、これが一本の作品として面白いかと言われると、正直頭を抱える。 (太陽と戦慄) | [投票] | |
この画面こそ、3Dでないと成立しない、と云った意味で、人類が得た初めての3D映画だろう。『ゼロ・グラビティ』の100倍は驚くべきだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
「愛」と「言葉」について語り続けてきた男が決別を言う程の感慨もなく本気かも怪しい醒めた世界は、しかし溜らぬ冷えた情感が覆う。レマン湖を揺蕩うフェリーを筆頭に水が印象的だ。『メイドインUSA』的ギャングの稚拙もメタ的に許容。3Dは成否半々か。 (けにろん) | [投票(1)] | |
言葉を、ノイズとの臨界へと追い込むゴダール。映画という人工的な装置によって逆説的に実現される、空間への原初的な驚きを、3Dという、更なる人為性を駆使して未踏の地へと推し進める。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |