★1 | この画面の生命力の無さ、躍動感の無さは才能のあるなしややる気のあるなしといった問題を超えている。ダニエル・クレイグは全く冴えず、演出的工夫が見受けられるようなショットは皆無。この映画の残骸は文字通り「死んでいる」。まさかサム・メンデスは意気揚々とこれを撮ったのではあるまい。こんなものでも完成にこぎつけてしまえるハリウッドのメカニズムの残酷さにうち震える。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★2 | どこかで見たことあるようなアクションばっか。お話にもまったく面白みがないし、これだけのキャストをよくもまぁ無名俳優っぽく撮れたもんだと思う。 (ドド) | [投票] |
★3 | 前作『スカイフォール』の強烈な画面、超絶撮影(照明)技巧とどうしても比べてしまい、がっかりする場面が多い作品だ。そんな中で、良いと思った場面を先に書くと、まずは、オープニングのシーケンスショットは目を瞠るものがあった。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | 白猫がニャンと飛び出て世界が転倒したわけだが昼行燈メンデスは旧『カジノロワイヤル』的ドM世界へのずれ込みを回避する。中興『私が愛したスパイ』から4半世紀ぶりに再度現出したシリーズの総括的開花。爬虫類系レアも同類クレイグと好相性。 (けにろん) | [投票(1)] |