「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ルーム(2015/米) |
冒頭タイトルインまでで、部屋の細部の接写カットが数カット出る。おゝブレッソンの『抵抗』か?と思うが肩透かし。比較するのは酷というものだが、カメラの視点にあのような厳格なスペクタクルはない。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] | |
映画は男を放逐しガン無視する。ひたすらに母息子に寄り添い寡黙だが真摯な視線で見守り続ける。そういうスタンスが心から的確と思う。色々あっても子はやがて母親を乗り越えていくだろう。理解と成長が世界を変容させたことを具現化するラストが素晴らしい。 (けにろん) | [投票] |