「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
アルキメデスの大戦(2019/日) |
最終ショットの壮麗な画と裏腹に感じる背徳と、事前にその将来を冒頭シーンで知らされているが故の複雑さが素晴らしく良い。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] | |
戦艦建造費の見積額の誤謬を証明する、というなんとも気が滅入るような、みみっちい、貧素な、こじんまりとしたお話を、よくこゝまで娯楽作として盛り上げたと思うが、その分、主人公・菅田将暉をはじめとして、舘ひろし、國村隼、橋爪功、小林克也ら軍人達は、戯画化され過ぎているきらいがある。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
天才を翻意説得するなど舘五十六のヤンキー脳では無理やろが罷り通る映画帝国の愛すべき虚構。単線構造のプロジェクトXを牽引する菅田の振り切れの横で徐々に感化される柄本も好佇まい。大団円後、世界観を転倒させる悪魔の囁きも気が利いてる。 (けにろん) | [投票(5)] |