「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
帰れない二人(2018/中国=仏) |
ジャンクーでは久々に乗れた。発砲の潔さ、ロングショットの乾いた叙情、近作に垣間見えた「迷い」が断ち切られている印象。 (赤い戦車) | [投票] | |
アバンタイトル。バスの中の乗客達。子供がいきなり刮目する。私達もつられて目を見開くが、そのまゝラストまで、目を瞠ったまゝになる映画だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
近代化が進む都市群と逆行するかのように2人の狂熱の時代は過ぎて朽ちていく。その巨視的概観のロマンティシズムは絶品。だが、邂逅の瞬間を描かない矜持は終局の『男たちの挽歌』的顛末と相反する。ラストのアントニオーニな詠嘆が顕す愛の不毛は熾烈。 (けにろん) | [投票] |