「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
男はつらいよ お帰り 寅さん(2019/日) |
満男の夢から始まることに少々戸惑う。また、桑田佳祐の歌唱画面に甚だしく違和感を覚える。しかし、若き渥美清が最初に登場した部分から、泣きっぱなしになってしまった。恐るべき涙腺破壊映画として私には機能したが、同時に、このような郷愁・感傷映画を手放しで誉める気にはならない。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] | |
相変わらずの満男&泉の沸切らぬ関係が描かれるなか、連関希薄のまま寅は過去作のアンソロジーとして登場するだけ。所詮は成就せぬ恋の成り行きにシリーズの落とし前をつける気迫は窺えない。笑顔を交わす寅と現在の満男の対峙こそ終焉に相応しいはずだった。 (けにろん) | [投票(2)] |