「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
護られなかった者たちへ(2021/日) |
今年、初めて訪れた仙台は東京からすぐだった。以前なら遠い東北の出来事と感じていたと思う。清原・佐藤・倍賞が素晴らしかった。描かれている問題(震災後、生活保護)の重さと事件がうまくリンクしきらないのが少し消化不良ではある。★3.75くらい (ドド) | [投票] | |
傑作。黄色い上着の映画。阿部寛の息子が津波にのみこまれる時に着ていたという、黄色のジャケットが全編を支配する。この一貫性は圧倒的だ。これは、とても見応えのある映画だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] | |
3.11の悲劇と混乱が冒頭に置かれるが数年後の事件の動機づけに直接結びつかず、代わって浮上する生活保護申請の件が重心として均衡しない。担当者個人の問題に矮小化された感が拭えず居心地悪い。震災の描写が力のこもったものだけに尚更。演者は皆良い。 (けにろん) | [投票(2)] |