「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
リスボン特急(1972/仏) |
極限まで台詞を絞った本作は常に人物の「行動」(=アクション=運動)でもって物語を推進していく。WCでの着替えを1カットで執拗に描く様はどうだ。映画の面白さとは一にも二にも「運動」にあることをメルヴィルは教えてくれる。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
霞がかった街にともる灯りが最高に美しい。 (ドド) | [投票] | |
メルビルの遺作。まとまりは今一つかも知れないが、忘れがたい強いシーンが随所にある。まず、冒頭の雨の演出の過剰さと後半の列車のシーンの緊迫感が突出している。パリのクラブのシーンでの、ドロン、ドヌーヴ、クレンナ3人の視線の演出の強度も特筆ものだろう。或いはドロンが仏語を話さない容疑者を殴りつける演出だとかも。 (ゑぎ) | [投票(1)] |