★5 | 冒頭の俯瞰ショット長回しからビンビン来た。全編にわたって映像が堪らなくカッコいい。ゴダールかと見紛うほど。『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』よりこっちのほうがお気に入りです。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★3 | これもまた世界に対する不信、孤立感を描いた作品の系譜に連なると思うのだが、となるとオーソン・ウェルズはおろかポランスキーにも負けているのが辛い。特に、人物に不釣合いなほど広い部屋や空間を撮ったショットはウェルズを通過している人間には拙く映る。アントニオーニ『欲望』からの影響もうかがえる。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 盗聴とそれに起因した不安感しか人生にない男が部屋で一人サックスを…。切なさ無限大。 (ドド) | [投票] |
★3 | 匿名性に固執する孤独キャラは良いのだがサックス吹いたり柄じゃない違和感。ポランスキー&ヒッチ風味で作風を一気に変えたコッポラだがアントニオーニに行き着く手前で息切れした。世界が卑小で冒頭の街頭盗聴シーンが結局は最大の見せ場。 (けにろん) | [投票] |
★3 | この映画にとって「盗聴」は、題材というよりは素材であって、描かれているのは、他人に心を開く事は出来ないけれど、他人の心を覗きたいという、都会人の自閉的な病。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★4 | このころのコッポラは莫大な借金も抱えていなかった(!?)せいか、丹念に映画を撮っていたような気がします。 (JEDI) | [投票] |