「「表現の自由」における性、暴力、ことば -expression: regulate-」(muffler&silencer[消音装置])の映画ファンのコメント
曽根崎心中(1978/日) |
浄瑠璃言葉をハイで一本調子な木訥さで朗ずる2人。怨み節を思い詰めた目力に昇華させた梶芽衣子が一世一代の美しさで宇崎竜童の一生懸命のヘタレと絶妙な噛み具合。左・橋本・井川のサポートも強固極まりない。 (けにろん) | [投票(2)] | |
本作で描かれているのは、愛が成就するか否か=生きるか死ぬかに直結する、まさにギリギリの世界である。常識はずれの濃ゆい演技にしても、窮屈なフレーミングにしても、全てはこのギリギリ感を増幅させるためであり、最初は戸惑っていた我々観客も、いつしか情念の世界に引き込まれていくのだ。 (赤い戦車) | [投票(2)] | |
笑ってしまうくらい凄絶な心中。 (鷂) | [投票] | |
地平線も水平線も出てこないし、せまっ苦しいアングルが多様されてるし、しまいには床下に隠れるし、梶芽衣子はいつもうつむいてるし。だから、最期の道行きが感動的。泣けました。 (動物園のクマ) | [投票(3)] |