「CINEMA色の風景」(いくけん)の映画ファンのコメント
黒蘭の女(1938/米) |
間違った形でしか愛情表現できないという、どちらかと言うと男性が主役の映画にありがちなキャラ設定。を、見事に自分のものとし映画を成立させてしまう女優。その名はベティ・デイヴィスなり。 (tredair) | [投票(2)] | |
帰郷したヘンリー・フォンダを囲んでの晩餐会の後、庭に出たヘンリー・フォンダを追うベティ・デイビス。誰もいなかったはずの玄関にキャメラが緩やかにパンするとそこに彼女がすっと立っている。ワイラー演出の最深部がこのワンシーンに結晶している。 [review] (ジェリー) | [投票(2)] |