「曜日 de CINEMA!」(いくけん)の映画ファンのコメント
ニュールンベルグ裁判(1961/米) |
武器で戦う戦争が終わっても、漢たちの戦争はまだ終わってなかった。多分、それは今でも尚… [review] (甘崎庵) | [投票] | |
名優達の熱演が生んだ傑作。信念と誇りをかけて激しく対立する検事と弁護人。正義を静かに真摯に模索する老判事。信実を確信し沈黙する被告。動と静が交錯する法廷の外で、マレーネ・ディートリヒが口ずさむリリー・マルレーンが印象的。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
バート・ランカスターの深みのある演技と他のキャスティングが、弁護側と検察側に対する視点の平等性を生んだ。だから観る者は判事と共に考える事が出来る。 (ドド) | [投票(1)] | |
スタンリー・クレイマーらしい倫理観の欠いた映画演出が横溢。例えば、人物の縦位置でのパン・フォーカス画面が多く、辟易してくる。豪華スター達を別撮りしたものではない、ということを判らせたいだけじゃないか、と勘ぐりたくなる。或いは、まるで「さあこゝを見ろ」と云わんばかりの説明的ズーミングも嫌になる。 [review] (ゑぎ) | [投票] |