「新・大映のシリーズ」(犬)の映画ファンのコメント
血と砂(1965/日) |
童貞を失い、仲間を失い、少年たちは殺戮に「意義」を発見する。「聖者の行進」は冒頭は楽しく、ラストはあまりに凄まじい。喜八の狂気は止められない。 [review] (sawa:38) | [投票(4)] | |
「戦争のやり方は教えたが、人殺しは教えていない」 小杉曹長(三船)の矛盾に満ちたひと言に、戦争を体験せざるを得なかったヒューマニスト(岡本)の精一杯の抵抗と苦渋が滲む。葬送曲「聖者の行進」の〈明るさ〉の意味を突きつけられ思わず身震いし感涙する。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
何度も訪れる悲しみと火柱と砂塵の中で、男になったばかりの少年兵達は己の武器を必死に演奏する。激しい音の中に自らが消されないように……。 (荒馬大介) | [投票(2)] | |
黒澤明には絶対に出来ない、おかしくて悲しい「活劇」 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |