「少女漫画原作の映画」(カルヤ)の映画ファンのコメント
ソロモンの偽証 前篇・事件(2015/日) |
原作既読。9割方原作通り。教師・両親・警察といったあらゆる大人たちを排除して行う学校裁判への布石となる本作。原作と違う点は校長の健闘振りが余り伝わって来ず、あっさりと辞任してしまうことくらいか。やもすれば「ありえなーい」話を半ば強引に推し進める手法は今回は吉と出た。後半への牽引力は些かも失われていない。 (IN4MATION) | [投票] | |
物語は須く渦中で放り出されプチ完結も無い構成が前篇とは言え芸がない。が、このヘタ打てば「ごっこ」で切り捨てられるものを過度な刺激も廃しつつ牽引するのは誠実で公正たろうとする宮部イズムへの真摯な賛同だ。藤野はその全き体現者たり得てる。 (けにろん) | [投票(1)] | |
予告等を見るにつけ、人が死んだ事件の後に中学生が裁判をやるなんてリアリティ的に無理があるんじゃないかと思っていて、鑑賞中もそれがノイズになったものの、さすがに成島監督は上手く、ストーリーに引き付けられてしまった。 [review] (ロボトミー) | [投票] | |
本作は長い。でもその長さが一番持ち味を出せる。 [review] (甘崎庵) | [投票] |