コメンテータ
ランキング
HELP

「私は中川梨絵のファンである」(ぽんしゅう)の映画ファンのコメント

愛欲の罠(1973/日) 空想天国(1968/日) 女地獄 森は濡れた(1973/日) ニワトリはハダシだ(2003/日) (秘)女郎責め地獄(1973/日) 乱れ雲(1967/日) 花弁のしずく(1972/日) 竜馬暗殺(1974/日) ラブホテル(1985/日) 実録飛車角 狼どもの仁義(1974/日) 歌麿・夢と知りせば(1977/日) 湯殿山麓呪い村(1984/日) 人の砂漠(2010/日) 恋人たちは濡れた(1973/日) OL日記 牝猫の情事(1972/日) エロスの誘惑(1972/日) (秘)女郎残酷色地獄(1973/日) 日本一の男の中の男(1967/日) 喜劇 女の泣きどころ(1975/日)が好きな人ファンを表示する

キャロル(2015/英=米=仏)************

★4まるで磁力を帯びたかのような視線が、互いを引き寄せ合うさまが狂おしい緊張を生んで、想いの純度の高さが伝わってくる。戸惑う男どもをしり目に、二人の女の視線は一点の曇りもなく信念に満ち、男女の恋愛のような浮つきはない。覚悟と自信に満ちた者は美しい。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4くすんだ背景に2人の服だけが色調を帯び浮かび上がる玩具売場。文字通りの一目惚れを演出する発端だが、以後、世間から離反していく2人の意匠としての衣裳が際立っている。導き導かれるかのような関係が『ジュリア』の変奏形みたい。ただ、いささか淡泊だ。 (けにろん)[投票(2)]
★5久々の「女の匂い立つ」映画。ルーニー・マーラの清楚なコケティッシュさも見ものなら、対するケイト・ブランシェットの熟れ果てた妖美の屹立にも気を高ぶらせられずにはおかない。ふたりの関係進展が予定通りであり、キャロルの対応があらかじめ用意された媚態であったとしても、それはふたりの関係性を決して損なうものではない。 [review] (水那岐)[投票]
★5どこから見ても一流の映画ですなあ。時代設定がノスタルジーっぽく完璧。カメラがどのシ−ンを見ても秀逸。うっとりです。そして流麗な演出。実にうまい脚本。そして俳優陣のそれこそ完璧な演技。これぞ映画です。 [review] (セント)[投票(1)]
★4えんえんと視線の演出の続く映画であり、一方、窓越し、ガラス越しのカットが半分ぐらい占める窓の映画でもあるのだが、何よりも、切り返し(カットバック、リバースショット)の映画だ。映画演出の王道を見たという気がする。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]