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「「藝術祭」受賞作一覧」(寒山拾得)の映画ファンのコメント

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叫びとささやき(1972/スウェーデン)************

★5ベルイマンの集大成。カラーがなぜか印象に残っている。ひょっとしてベルイマンの初めてのカラーだったか。20ごろの映画は今でも脳裏に残っています。彼はその後「自分とは何か。人間とは何か。」から離れ始め、ある結婚の風景(夫婦)、秋のソナタ(母と娘)、ファニーとアレクサンドル(劇場、これがラスト)と多少通俗的になる。 (セント)[投票(1)]
★5変態?すなわち神への挑戦。過去(姉)と未来(妹)の間で神格化される次女の存在(現実)を神に見立てて、家族の見えない憎愛を映像化した。 [review] (chokobo)[投票]
★4嫌な映画である。ベルイマンの真摯な悪意が、フィルムにとり憑いたかのような赤と白と黒。しかし目をそむけるどころか意識がスクリーンに吸い寄せられてしまう。きっとそれは、心の底に隠したはずの不安を暴かれるマゾヒスティックな快感を誘うからだろう。 (ぽんしゅう)[投票]
★3女の情念が表に出た、そのまんま怪談とも言えます。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3モノクロームの表現主義に傾倒してきた映像作家が虚飾を脱いで彩色世界で曝け出した女性観が血の色だというのが生々しくキツい。手法の変化という以上にベルイマンの内なるミソジニーが全開された転換点。だが先鋭的な神秘主義が後退したのが物足りない。 (けにろん)[投票]
★4ハリエット・アンデルセンと召使の交流、極上なのにあくまで即物的な撮影が記憶に残る。残念なのは「悪役」が浅墓に過ぎること。現実はそんなもんなのだろうが。 (寒山拾得)[投票]
★3演出家としての腕はよーく分かりました、という感じ。でも、私が観たいのは映画なんですけど、、、。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4思っていたより娯楽色が強いと思った。ショッキングな描写が多かったせいかも。終盤ちょっと失速するのが残念。 (赤い戦車)[投票]
★4塵より生まれし者が塵に還るように、沈黙から生まれた叫びとささやきもまた、沈黙に還る。神の沈黙、母の沈黙。 [review] (煽尼采)[投票(1)]