★4 | 凄まじい強度と吸引力を持った画面の連続だし、ワンシーンを2カットで描ききる潔癖さの一方、辺境ロケセットの家屋と井戸の距離の絶妙や過剰なまでの風への拘泥。ただ、こういう終末観は目新しくなく、又30分で語れる内容を5倍に伸延させた感が拭えない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 人類最後の6日間を、真綿で締め付けるように荒い白黒の映像と驚くべき終末の風の音で描き切る。人は最後をどう生き、どう死んでゆくのか、、。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★5 | おそらく、昼食はなかった。 [review] (tomcot) | [投票(2)] |
★5 | 浮遊するように自在な視点は突然ある一点で凝固し動かなくなる。暴風は轟音とともに不条理な敵意となって容赦なく襲いかかる。一方、不気味に歪んだ音の束が、妙に心地よく調和する不思議な旋律。無彩色の陰影は単調で質素な人の営みの普遍性を饒舌にあぶり出す。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★3 | ベルイマンがSFを撮っていたらこんな感じだったかもしれない。じゃがいもを剥く・井戸の水を汲む・服を着る・・・これだけのことがアクションとして成立することの不思議さ。 (赤い戦車) | [投票] |