★4 | 英国時代のヒッチの代表作は『バルカン超特急』と『三十九夜』だとは思うが私が見た限りにおいてこの『第3逃亡者』がそれに続く。決して完成度は高くないが、何と云ってもホテルのボール・ルームのシーンでのクレーン移動だけで映画史に残る。前半の浜辺のシーンで唐突に見せる、飛翔するカモメのアップショットも印象深い。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★3 | 様々な技を詰め込みながらも、その表出の仕方にあまり屈託がない。若い息吹が感じられるようで、これはこれで十分楽しめました。 [review] (くたー) | [投票(1)] |
★4 | その充実した喜劇性から英国時代のヒッチコックでも特にお気に入りの一本。論理の鎖に縛られない、出来事と、それに対応する人物の行動と、その行動が元で新たに引き起こされる出来事と・・・こうした連鎖の快感は紛れもなく映画ならではのものだ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 爽やかなノヴァ・ピルビームの冒険を語ってとてもいい原題。邦題は何なんだろう。
[review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 真犯人に寄っていくクレーンはむろん必殺で、『鳥』的鳥アップのような奇矯なイメージも目を惹くが、小技の充実も同等に嬉しい。自動車が廃坑の穴に呑み込まれる唐突さ。その呑み込まれる速度の緩慢さが醸す官能性。ノヴァ・ピルビームはヒッチコック・ヒロインの中でも好感度番付上位。原題は無駄に感動的。 (3819695) | [投票(2)] |
★4 | いきなり犯罪が発生し、いきなり主人公が犯人にされる、というヒッチタッチの典型作品。ホテルのバンケットホールの描写はこの監督しかやらない神技。 (ジェリー) | [投票] |